スイカ


主産地/おすすめ時期

熊本、鳥取、長野/5月~8月

 

参考規格

Lサイズ:6kg/個(12kg・2個入/箱)

Mサイズ:5kg/個(10kg・2個入/箱)

 

概要

夏の涼、と聞いて思い浮かべる青果物に外せないスイカ。夏のイメージが根強いですが、市場では春先からシーズンがスタートします。

産地・品種など様々ですが、鳥取県倉吉市の【極実スイカ】(7月初旬~中旬過ぎ頃)がオススメです。

通常、スイカは*連作障害や病害などを防ぐため、ウリ科の植物に「接ぎ木」をして栽培されます(例:地下部分はかんぴょうで地上部分はスイカ)しかし、極実スイカは台木・穂木の両方に西瓜を用いて作られています。

よって特定の病気に弱く、同じ畑で栽培できないなどのデメリットも有りますが、西瓜本来の味に拘って作られた極実すいかは「一度食べたら他の西瓜は食べれない!」なんて声も聞こえるほど。ベストシーズンは2週間ほどで終わってしまいますので、お見かけの際は是非とも召し上がって頂きたい商品です♪

 *連作障害・・・同じ場所で同じ作物を続けて栽培した際に起こる障害。原因は土壌中の病原菌・害虫、肥料成分の不均衡など。作物の種類によっても障害の発生度合いは変わります。連作障害を防ぐためには違う品種を順に栽培したり、土壌消毒や耐病性のある品種との接ぎ木などがあげられます。

 

スイカを美味しく食べるには?

まずはスイカの選び方。形は品種によっても違いますが

凹みなどが無く、左右対称のものがいいでしょう。

果皮の着色がまんべんなく、ハリとツヤがあり、縞模様がはっきりしているものがオススメです。

カットされているスイカを選ぶ際には断面が滑らかなもの、果肉の色が鮮やか果肉に空洞が無いものを選びましょう。

食べる際のポイントは2つ。

 

1つは切り分け方。果実の中心部が最も甘いので、切り分ける際には中心部から放射状に切り分けると、どのスイカにも甘い部分が均等にいきわたります。また、種は皮の縞模様の部分に並んでいますので、縞部分に包丁を入れると切り口に種が並びます。

2つ目は温度。スイカの甘味は主に果糖によるものです。果糖は温度が低いときに甘味を感じやすいので、スイカは冷やしてから召し上がってください。ただし、冷やしすぎにはご注意を。あまりに低い温度で冷やすと、果肉の味が悪くなってしまいます。食べる1~2時間程前に冷蔵庫(8℃~10℃)に入れて冷やしておくと良いでしょう。

 

 また、スイカは追熟しませんので、完熟したものが収穫されます。ですので、収穫後は鮮度が落ちてゆくとともに味・肉質も落ちてゆきますので、購入したらすぐに冷やして召し上がって下さい。