洋梨(ラ・フランス)


主産地/おすすめ時期

山形/11月

 

参考規格

20個/箱(5kg/箱)

 

概要

洋梨の主要品種、ラ・フランス。昔は地域によっては

みだぐなす(=見たくなし=見たくない梨)とも呼ばれるとおり、あまり見た目の良くない洋梨です。

しかし、外見とは裏腹に追熟によって増す甘味と芳香、なめらかな食感が消費者に知られると瞬く間に認知度は上がり、"西洋なし"といえば"ラ・フランス"といったイメージを持たれるまでになりました。

市場では8月下旬頃から西洋なしが入荷しますが、夏場は品種が短い期間で変わる点、味や食感の面からあまりオススメできません。

しかし11月になるとラ・フランスの入荷量がぐっと増え、そのまま11月末まで同じ品種が市場に出回ります。前述のとおり味・食感ともに優れている品種ですので、是非11月にオススメしたい果物です。

キヨタでは自社にて熟度管理を行っており、固めのものから食べ頃の柔らかなものまでご用意が可能です。

 

11月半ば頃を過ぎると新潟県産の『ル・レクチェ』もシーズンに。【西洋梨の貴婦人】とも呼ばれ、ラ・フランスとは一味違った濃厚な甘味と芳醇な香りが魅力です。こちらは流通期間が短いため、ご購入の際には要注意です。

 

追熟の目安

常温であればおよそ2~3週間ほどで食べごろになります。軸の周囲の盛り上がった部分(肩)を指で押し柔らかくなっていれば食べ頃です。果皮の色は変化がわかりにくいため、ご注意を。

指で押すとそこから変色し始めますので、店頭販売等の商品を指で押すのはお控えください)